ライトシェア脱毛について Lightsheer
キャンデラジェントルレーズシリーズに続き、導入台数が多いといわれている
レーザー脱毛機です。
日本に導入されたのは、約20年前ぐらいだと思います。
大きな特徴ですが、
・810nmの波長を使用
・コンタクトクーリングにより、照射した表皮を冷やします。(DuetのHSハンドピースは除く)
・照射面積は9mm×9mmと12mm×12mm、HSハンドピースは22×35mmの3種類。
機種により照射面積が異なります。
狭い範囲から広い範囲まで施術可能です。
・ジェルを塗布し、皮膚の表面をレーザーの熱から保護します。
・ルミナス社は美容レーザー界では大手で、様々なレーザー機器を販売しています。
「フォトフェイシャル」で有名なIPL機器のM22を販売しています。
ちなみに「フォトフェイシャル」は日本では登録商標を取得しています。
ライトシェア Lightsheer
日本国内にはライトシェアといわれるものが細かくわけると、7種類存在します。
古い順にいうと、
ライトシェアSP ライトシェアEP ライトシェアSC ライトシェアEC ライトシェアXC
ライトシェアST ライトシェアET
実際使用されているクリニックでは、ライトシェアXCとライトシェアETをよく見かけます。
他のモデルは、古かったり、導入数が少なかったりで、レーザー脱毛で稼働していないでしょう。
とりあえず、ライトシェアXCとライトシェアETに絞って紹介したいと思います。
外観ですが、台にのっているのが、ライトシェアETで、そうでないのが、ライトシェアXCです。 ライトシェアETの方がコンパクトです。
照射面積ですが、ライトシェアXCが12mm×12mm、ライトシェアETが9×9mmとなっています。
照射面積はライトシェアXCの方が大きいですね。約1.77倍です。
パルス幅の設定ですが、どちらも5msー400msです。
1秒間あたりの繰返し周波数ですが、どちらも最大で1秒間で2発照射可能です。
照射面積は、他社と比較すると、小さい部類になります。
販売当初は、効率良く施術を行いたい、というニーズがあまりなかったのかもしれません。
ライトシェアET、ライトシェアXCそれぞれ、販売から15年ぐらいは経過していると思います。
古いですが、現役で頑張っているレーザーの1つであり、それだけクリニックのドクターや看護師の信頼が厚いと思います。
個人的にいうと、脱毛はダイオードレーザーが一番効果があると思います。
実体験からの意見です。
かつて私もレーザー機器の営業をやっているころ、さまざまなレーザー機器をみたりさわったり、
たまには、施術もしてもらったことがあります。
そういう中で、自分の腕や足に照射してもらったことがありますが、アレキサンドライトレーザー
に比べると効果があるのでは、と思っています。
ライトシェアデュエット Lightsheer Duet
2010年ごろから日本国内に導入されました。
特徴は2つのハンドピースがついています。
1本目
1つは、HSハンドピースという22mm×35mmの大型の照射面積です。
このハンドピースの特徴ですが、照射時に皮膚を吸い上げ、表皮を伸ばします。
伸ばすことで、表皮のメラニン細胞の密度を減らします。
表皮に吸収されるレーザーエネルギーが少なくなり、より多くのレーザーエネルギーが
毛根に照射され、熱変性により毛包にダメージを与えます。
つまり、効率的にレーザーが照射できるので、低い出力でも十分効果が得られる、という事なんです。
吸引効果により、産毛などメラニン色素が少ない毛にも高い脱毛効果が表れます。
こんな動画があがっていたので、紹介します。他社より早く施術が可能であることを訴えたいのでしょう。
背中で約3分ぐらいで終了です。
スポットサイズが22mm×35mmの大型サイズのためスピーディに施術が可能です。
ジェルも不要なため、非常にスピーディに処理できます。
2本目
もう1本のハンドピースですが、XCまたはETハンドピースというものです。
違いが照射面積です。
XC:12×12mm、ET:9×9mm
大きさの比較です。
HSハンドピースが広範囲が施術できるのに対し、これらのハンドピースは
細かい部位を対象としたハンドピースです。
このハンドピースは、ジェルを使用します。
SkinType・HairColor・HairTextureの設定が可能です。
皮膚の色、毛の色、毛の量(密度)が細かく設定できます。
その他
他、「Desire」という機器があります。基本的には「Duet」と大きくは変わりありません。
ハンドピースを1本づつ、必要に応じて取り付けることが可能です。
リゼクリニックとアリシアクリニックでライトシェアDuetが導入されています。
メンズリゼとゴリラクリニックにもライトシェアDuetが導入されています。
ライトシェアレーザーはどういった方にお勧めでしょうか?
効率よい施術を求める方
照射面積の大きいHSハンドピースは、腕、足、おなか、背中等、広範囲を施術
できます。
ジェルも不要なため、スピーディに施術が可能です。
痛みにガマンできる方
あくまでも経験談となりますが、痛みは少ないです。むしろ照射したかどうかがわからないくらいです。
照射時に皮膚を吸引しますが、これが結構な吸引力です。
その吸引力の強さで、レーザー照射の痛みがごまかされているかもしれません
産毛までしっかり脱毛したい方
ライトシェアデュエットは、吸引により、照射口と毛根までの距離が非常に近くなります。
そのためメラニン色素が薄い産毛にも、ターゲットにアプローチし、脱毛効果を得ます。
従来の脱毛機では効果がわかりにくかった顔や背中、お腹などの産毛もしっかり効果を発揮
します。
先ほど、動画で他社との速さを比較しているものがありましたが、比較されたPalomar社が作成した動画がありましたので、おまけでご紹介しておきます。⇩
どちらも早くて、良いレーザー脱毛機だとおもいます。個人的には、はい。
以上レーザー脱毛機ルミナスライトシェアシリーズのご紹介でした。
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